2011-07-22から1日間の記事一覧

第47回 “まっとう”な警告を無視したブッシュ政権

偉そうなことを言うようですが、わたしにも予測できていました。 ————– 朝日新聞(05/27/2007)によると、米上院の情報特別委員会(Senate Select Committee on Intelligence)が5月25日、それまで機密扱いとなっていた「イラク体制転換の地域的影響」(R…

第46回「ジョージ!」「シンゾウ!」の仲も実はこんなもの

日本の政治家の国際的な現実感覚のなさが(恥ずかしながら)またまた証明されました。 ————– きのう(05/11/2007)報じられたところによると、アメリカのライス国務長官は日本政府にすでに、北朝鮮に対する<テロ支援国家>指定を解除するかどうかの判断の材…

第45回 こんな「社説」は読みたくない

おかしな内容の論陣を張る人びとはその論の導き方も粗雑でずさんですよね ————– まずは下の引用文を読んでください。いわゆる「南京事件」に関するものです。 敗残兵で混乱する南京掃討戦の過程で捕虜の殺害や民間人への略奪、暴行が多発したことは、当時の…

第44回 “罪状”1,2,3,4…

ブッシュ氏が<史上最低の大統領>という烙印を押される日が近づいています ————– アメリカの新聞はまだまだしっかりしていると思えるのは、主として、まだ<ワシントン・ポスト>と<ニューヨーク・タイムズ>があるからです。 その<ニューヨーク・タイム…

第43回 「大変申し訳ない」

やはり、その場ししのぎの発言ですよね。 ----- 安倍首相がアメリカのメディアに「当時の慰安婦の方々に人間として心から同情するし、そういう状態に置かれたことに対し、日本の首相として大変申し訳ないと思っている」「20世紀は人権が世界各地で侵害され…

第42回 「従軍慰安婦」はやはり…

この類の資料を安倍首相はどう読むのでしょうか 4月15日の「asahi.com」の記事によると、東京裁判に提出された証拠資料の中に<占領支配したアジアの女性が日本軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書など>があることを関東学院大学の林博史教授…

第41回 ほとんど“うそつき”

口を開くたびに信用をなくしていく人物が首相に居座りつづけています。それでいいのでしょうか? ———————- “Double Talk” 「あいまいな(つじつまの合わない)話」「いつわりの話」(旺文社 英和中辞典) 「でたらめなことばを並べて人を煙にまく話」「あい…

第40回 「自虐」好きなのはだれ?

安部首相は以前「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の事務局長だったのですね。 この会がどういうものだったかというと、たとえば“従軍慰安婦”問題については「歴史教科書の従軍慰安婦の記述については<自虐史観>だから見直しを求める」というよ…

第39回 フィリピンの運転免許証を取る

いや、いや、運転免許証を取得する件については、矛盾する情報にすっかり振り回されてしまいました。 発端は、取得するところとして、地元のマカティ市内のLTO(Land Transportation Office=陸運局)ブランチを選んだことにあります。もともと、フィリピ…

第38回 その“かな”はやはり「変じゃない“かな”」?

日本人はますます、自分の言うことに自信が持てなくなり、言ったことに責任を取りたがらなくなっているようです。 ————– おそらく、ここ二年間ほどのことでしょう。気づいていますか?ますます多くの日本人が「…だ(です)」と言い切らず、「…だと思う」とさ…

第37回 <美しい国>日本

首相の面の皮の厚さは? ————– 安倍首相が<美しい国>作り政策を、国民の大半が望む優先順位をまるで無視して、強引に売り込もうとしているのを見て、長年使ったことがなかった日本語の言い回しを思い出しました。「しゃあしゃあとして」です。 <現代国語…

第36回 さざれいしの

論理的でなくても、科学的でなくても… ————– 日本人にはこんなところがあるのですよね。 オリンピックなどの国際的なスポーツイヴェントで「君が代」を聞くことがあります。 日本人の多くがいま最も鮮烈に覚えているのは、昨年の冬季オリンピックの女子フィ…

第35回 恐怖の<愛国教育> (2006-11-23)

黙っているときではないかもしれませんよ ————– NHKの番組「クローズ・アップ現代」をマニラのケイブルテレヴィでも見ることができます。 この番組で先日、恐ろしいものを見てしまいました。初めのうちは、気を集中させて見ていなかったもので、正確な再現が…